NYクラブの皆様、少し気温があがって過ごしやすい冬の日になっておりますがいかがお過ごしでしょうか?
さて、年末から御伝えしておりましたように,NYクラブの発起人であり元理事の池上美和子さんのメモリアルが来週の土曜日にミワサロンで行なわれます。すでに中里様からのメールでご存知かと思いますが、出席する会員は、美和さんのメールアドレス miwa@att.net に出席の旨を連絡して下さい。宜しくお願いします。
NYクラブとしてどのような御悔やみの仕方,文章がよいか、執行部と会員の皆様からアイディアをいただき、考えて来ました。「美和さんへのお別れ文」は長年の友人、先輩であられる中里様に書いていただきました。
30日にはNYクラブから「美和さんへのお別れ文」は日本語のまま印刷し、レオンさん宛のカードは手書きの英文で御悔やみの器とともにレオンさんにお渡しします。
器はたまたま偶然ですが,美和さんご自身が生前ご自分の骨壺を買い求めておられた作家 Dorothy Black さんから、お揃いの線香立てを購入しました。
「美和さんへのお別れ文」をここにのせておきます。「線香立ての写真」も貼付しておきました。ご覧下さい。
美和さんの素晴らしい人生の中に,私たちNYクラブが関わる事が出来,色々と学ばせていただいた事,私も心から感謝しております。
出来ればもっともっと長く御付き合いいただきたかったですね。
永野みき
お別れの言葉
池上美和子様
多摩美術大学デザイン科を1961年に卒業されたあなたは、私たち多摩美術大学交友会ニューヨーク·クラブの殆どの会員にとって大先輩です。加えて、ニューヨークに在住された年数にあっても同様で、あなたは私たちの大いなる尊敬の対象です。そして、あなたの存在はいつもその場の空気を盛り上げ、明るくしてくれています。在学時代にも、その華やかな人柄は、学生間で人気の中心であったと聞き及び、さもありなんと頷けます。
あなたは多摩美交友会ニューヨーク·クラブ発足の為の準備会に毎月出席され、その後も発起人の一人としてその育成に貢献され、私たちの仲間の重要な一人です。毎年行われるクラブ恒例の「HAFH」展を2回にわたりアレックス·ミワ·サロンにて開催することを快諾され、全面的に協力してくださいました。さらには、新年会、忘年会などに自宅を開放して、沢山のご馳走を作ってくださり、私たちの食欲を見て楽しんでいましたね。病に倒れた会員の見舞いに、大雪の中を出かけ、励ましてくださったりしました。
あなたは私たちに特別な暖かい思い出を沢山くださいました。それらは、私たちひとりひとりの心の中で生き続けるでしょう。そして、生涯忘れられない記憶になるでしょう。
美和さん、あなたがこんなに突如いなくなるなんて、空想の世界にいるようです。きっと、今居られる所でも明るく華やかに毎日を過ごしておられる事でしょうね。
美和さん、さようなら。本当にありがとうございます。
2010年1月30日
多摩美術大学交友会ニューヨーク·クラブ一同
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